ピピ島(Koh Phi Phi)とは
タイ南部アンダマン海に浮かぶピピ島(Koh Phi Phi)は、ターコイズブルーの海と石灰岩の断崖、 生きたサンゴ礁が織りなす世界的リゾート。ビーチ滞在はもちろん、スキューバダイビングや シュノーケリングの“聖地”として世界中の旅行者・海好きが目指す島です。
ピピ島は国立公園の中にあります
ピピ諸島はハート・ノッパラット・タラ=ムーコー・ピピ国立公園に指定され、 サンゴや海洋生態系を守るため入園料と保全ルールが設けられています。 代表的なルールは、ビーチでの給餌・ゴミ捨て禁止、指定場所以外でのアンカリング禁止、 保全区域への立入制限など。最新の運用は当日のレンジャー案内に従ってください。
| 入園料の目安 | 大人 | 子ども |
|---|---|---|
| 外国人 | 400 THB | 200 THB |
| タイ人 | 40 THB | 20 THB |
※料金・ルールは変更されることがあります。現地の国立公園窓口・係員の指示を優先してください。
映画『THE BEACH』の舞台:Maya Bay(マヤベイ)
マヤベイは、レオナルド・ディカプリオ主演の映画『THE BEACH』(2000年)のロケ地として世界的に有名に。 過剰な観光による環境負荷を受け、近年は季節閉鎖や上陸人数・時間の制限、 遊泳禁止の継続など保全重視の運用が行われています。 ボートはビーチに接岸できず、通常はロサマ湾(Loh Sama)側の桟橋から入退場します。
※年ごとに変動あり。渡航前に最新情報を確認し、現地レンジャーの指示に従ってください。
ピピ島でダイビングを選ぶ理由
- 港から数十分で世界級ポイントに到達(移動ストレスが少ない)
- 多彩な地形:ウォール、ピナクル、スイムスルー、砂地、サンゴ礁がコンパクトに凝縮
- 出会える生物:レオパードシャーク(トラフザメ)、ブラックチップリーフシャーク、ウミガメ、カマス・ギンガメ等の群れ、ハタ・フエダイ・スズメダイ、マクロも充実
- 年間を通じて温暖:水温は概ね28–30℃。薄手のスーツで快適(個人差あり)
- レベル別に楽しめる:体験(DSD)~ビギナー~中上級までメニュー豊富
代表的なダイブサイト
| ポイント | 主な水深 | レベル目安 | ハイライト |
|---|---|---|---|
| Bida Nok(ビダ・ノック) | 5–28m | 初級~上級 | ウォール・サンゴ棚・群れ。高確率でブラックチップやカメ、地形も楽しい |
| Bida Nai(ビダ・ナイ) | 5–26m | 初級~上級 | のんびり砂地と根。マクロから群れまでバランス良く観察 |
| Hin Bida(ヒン・ビダ) | 6–24m | 初級~中級 | レオパードシャーク目撃で有名。サンゴと根が点在し回遊魚も |
| Kled Gaeow Wreck(クレッドケェーオ沈船) | 18–30m | 中級~ | 沈船と群れの迫力。流れ次第で上級者向けの一面も |
海況の目安
- 水温:おおむね28–30℃(季節・潮流で前後)
- 透明度:10–30m(天候・潮汐・風向で変動)
- 流れ:大潮周りで強まることあり。
安全のため、器材チェック・中性浮力・残圧管理・3分間の安全停止を徹底。リーフセーフ日焼け止め推奨、サンゴ・生物には触れないでください。
見どころ(陸と海)
- 断崖とラグーン、白砂ビーチが連なる圧巻の景観
- ブラックチップリーフシャーク、ウミガメ、レオパードシャークなど多様な海洋生物
- トンサイの街は徒歩で回れるコンパクトさと飲食・買い物の便利さ
- 初心者~上級者まで楽しめるダイビング&シュノーケリングの宝庫
行き方(アクセス)
ピピ島へは船のみでアクセス可能。主な発着地はプーケットとクラビです。
| 手段 | 発着 | 所要時間の目安 | 備考 |
|---|---|---|---|
| フェリー | プーケット(ラサダ桟橋)→ トンサイ桟橋 | 約120分 | 本数多め/揺れにくい/低予算 |
| フェリー | クラビ(クロンジラード桟橋)→ トンサイ桟橋 | 約120分 | ダイヤや海況により変動あり |
| スピードボート | プーケット/クラビ → ピピ | 約60分 | 所要は短いが海況の影響を受けやすい |
ベストシーズンと海況
一般に乾季(11〜4月)は晴天率が高く海況が安定しやすい一方、雨季(5〜10月)は 風やうねりの影響を受けやすく、一部の湾では欠航・上陸制限がかかることがあります。出航判断は毎日の天候・風向・ 潮汐情報で変わるため、当日の最新情報を確認しましょう。
Responsible Tourism(責任ある楽しみ方)
- サンゴや生物に触れない・立たない・蹴らない
- 魚への給餌禁止、ゴミの持ち帰り徹底
- 日焼け止めはリーフセーフ推奨
- 国立公園レンジャーの指示・ローカルルールを尊重
よくある質問(FAQ)
マヤベイは現在、泳げますか?
保全のため遊泳禁止の期間が継続しています。足首程度の水際まで、といった運用が一般的です。最新のルールは現地案内に従ってください。
国立公園の入園料はいくらですか?
目安として外国人は大人400THB/子ども200THB。タイ人は大人40THB/子ども20THB。
※変更されることがあります。
ダイビングの水温・装備は?
水温は概ね28–30℃。薄手の3mmウェットで快適という声が多いですが、寒がりの方はフードベスト等をおすすめします。
ライセンスがなくても潜れますか?
はい。体験ダイビング(DSD)で参加できます。呼吸や耳抜きなど基礎をガイドが説明し、浅場から始めます。
位置(Googleマップ)
編集注
本ページは「観光者向けの中立情報」を優先しています。
※国立公園の運用・入園料・マヤベイのルール等は予告なく変更される場合があります。